2015年03月

2015年03月23日


0323


伊藤若冲。

鶏の尾が触れた弾みで枝葉に積もった雪が、ぱっと空間に散った瞬間。
そのかすかな音まで聞こえてくる写実以上の、毛筆によるライブ感。

伸びる枝を、紙端でそのまま見切り後、先端を再び紙に戻し、
その先の書へ見る者の目を導く構図。

花と同じくらいの密度、執着で描く葉の虫食いや枯れも、
青物問屋に生まれ育った故かと納得。
屏風一枚にひとつずつ、墨だけで強く瑞々しく描いた野菜、
涅槃図を大根のお釈迦さま、取り囲む弟子や人、動物も野菜で表現と、
リスペクトし続けた愛を感じました。

与謝蕪村。

俳句と画を合わせた小さい巻物から特大屏風の俳画。
描き込んだ大作の中に、
つい微笑んでしまうリラックスした絵、
が、それもまた
筆の毛一本一本を知り尽くしたような自由自在の線や面。
にじみの強弱だけで描かれたリアルな蛙や着物の皺やたるみに
グイグイ惹き込まれました。 

また、蕪村の書き文字が実に魅力的なのです。
当然毛筆であるが、強弱の使い方に、
ポップなペン字のような親しみ易さで
読みたいと思ったし、
こんなフォントがあったら使ってみたいと。
 
若冲も蕪村も1716年生まれの同い年。
後年、京都でかなり近所に住まいがあったのを、
現在の地図で表していたり、
直接の交流の記録はないそうですが、
共通の知人の図解があるのも面白かった。

それにしても、二人とも晩年にいくほど凄いんです。
最後まで圧巻圧倒、
これ以上あったら鼻血出してたと思った
第一展示期間、約100点を堪能。
 
展示入れ替えたらまた行きます。

観るべし

生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村

2015年3月18日(水)~5月10日(日)


この日は、この後お昼を食べてからデモに参加。

充実の休業日でした。

ありがとうございました。 



(12:49)

2015年03月09日

2015年03月01日


hinolismoの新作、今回2つ同時リリースしますっ。

完成まで、もう少しです。

今日試し刷りした結果、細かい部分を修正して版をおこします。

途中どうなることかと思いましたが

今回も納まりそうです。はーよかった。

いや、本刷りまで、そしてアップまで気を抜かず。


(20:24)