2014年11月11日

先月発売したhinolismoのムケッカTシャツ

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製作前に

ムケッカ料理教室という絶好のチャンスがありました。

キモビッグポルトガル語教室の課外授業とも言える、お料理でレッスン。

ポル語教室のブラジル人講師の中でも料理の達人先生の

レシピのもと、数人ずつのグループで作りました。

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生の鱈 むき身
タマネギ
ピーマン・赤パプリカ 
完熟トマト
パクチー
ココナツミルク
デンデ油(食用パーム油)
レモン(絞って使用)
にんにく

お好みで唐辛子

鱈は調理に便利なむき身を大ぶりに切って

にんにくとレモン汁と塩(お好みで唐辛子)を混ぜたボールの中で

30〜40分漬けます。

漬けてる間に、野菜をすべて切ります。パクチー以外、

全部1cmくらいの輪切りでオッケー、嬉しいです。

パクチーだけ、最後の飾り用にも使う分を少しよけて2cmくらいにカット。

コツその1:鍋に入れる順番。

油など引かず、直に重ねていきます。

一番下にタマネギを1/3くらい(小さめの部分もここで)敷くことで

じわっと出てくるタマネギの水分が焦げ付き防止も果たすそうです。


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その上に半量ずつの

鱈、トマト、タマネギ、ピーマン&赤パプリカ、パクチーの順にのせ、

残り半量を同じ順で。(魚のつけ汁は捨てます)

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ココナツミルク缶をよく振って均等にしてから開け、

上からまんべんなく流し入れてから、

デンデ油(黄色いのがそう)をまわしかけます。

なべ上までいっぱいいっぱいになりました。

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てんこ盛りでフタ浮いてますが、気にせず火をつけて

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強火で沸騰→中火で5分→半フタでさらに15分→弱火で10分

コツその2:

途中かき混ぜたりせず、鍋を軽く揺らす程度にする。


これで魚の身を崩さず煮る事ができ、仕上がりがより美味しそうになります。

そういえば、おばあちゃんも煮物作る時そう言ってたっけ。

弱火の前に、塩で味を整え、鍋を揺らし全体を混ぜたら味を確認。

最後の煮込みを見込んでの、経験がモノをいう塩梅なわけです。

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鍋のふたをとると、

順に重ねた素材の、うまみと水分が存分に絡み合い、

海と大地が渾然一体となった太陽色のブラジルソウルフードが。


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炊きたてのブラジルライスと一緒盛り、

パクチー(もっと残せばよかった)散らして、できあがりました!!

こんなに手軽にできちゃうなんて!感動です!!

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こちらは、先生のお手本。ごはん型使うなんてずるいわっ。

同じ材料、分量、手順のはずなのに、味も格段上でした!

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ヨーグルトソースのレタスサラダは、ムケッカとの相性抜群でした。

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別腹デザートのライムパヴェも作りました。

ベースはなんと懐かしのマリービスケット。しっとり甘くて幸せ。

そうそう、

ブラジルでは、計量スプーンやカップではなく、

スープスプーンやカフェスプーン、

コーヒーカップやコップを使うそうです。

その時の材料や道具を使い、加減を変え、その家の味に。


今日は野菜多めとか、鍋用の白身魚が安かったからとか、

誕生会は海老にしようとか、煮物やカレーのように、

ウチのムケッカが作れるようになったらステキだわ。

で、後日、我が家で復習をば。

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人数少ないんで、魚と野菜は、教室の約半分でやってみました。

デンデオイル(奥左)は、食用パーム油(マレーシア産)をカルディで買いました。

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もちろん、タマネギ、ニンニク、オリーブオイル、塩のブラジルライスも炊きました。

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習った通りにやりましたが、煮込んだら

う、こんなに少ない、淋しいし、味もなんか物足りない。

塩加減もあるのでしょうが、

やはり、煮物・鍋物は、多めに作った方が美味しいんじゃないかと。

ちなみに、ここで使った材料は、

ムケッカTシャツの背中側に全て盛り込んでいます。

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文字の周りに散らしたのがパクチー、

一番下のバイアーナが持つのは、かかせないご飯のお米です。


次回は、もっと多めに作ってみようと思います。

 

(22:20)